お知らせ

旅のつづき、そして新たなるスタート
富士興産株式会社 伊藤 健二
昨日、社長として最後の出社日を迎えた。
2年8ヵ月余りの在任期間を振り返れば、あっという間ではあったが、その分だけ濃密で、忘れがたい時間でもあった。
初めて環境開発工業の門をくぐった日の緊張感。
ひとりひとりの顔と名前を必死に覚えた日々。
そして社員の皆さんとともに歩んだ現場、挑戦、笑い、悩み――そのすべてが私の宝物である。
このたび、任期満了に伴い、社長職を吉田新社長にバトンタッチし、私は富士興産に異動することとなった。
新社長の吉田さんは、私より一回り近く年長のベテランであり、これまで大手企業の最前線で数多くの経験を積まれてきた方である。穏やかで懐の深いお人柄は、間違いなく組織に新たな安心感と推進力をもたらしてくれるだろう。
環境開発工業が、さらに一段ステージを上げていくための大きな力となっていただけると確信している。
私自身は、再び「渡り鳥たる者」として次なる場所へ向かうことになるが、持続可能な社会の形成に必要不可欠な企業として、環境開発工業が目指す未来に向かって、これからも着実に、そして力強く進んでいく姿を遠くから楽しみに見守っていきたい。
在任中は、社員の皆さんをはじめ、地域の皆様、関係会社の方々、お取引先の皆様に、温かく支えていただいた。この場を借りて、改めて心より感謝申し上げたい。
どうか皆さん、くれぐれも健康には気をつけていただきたい。笑顔と誇りを胸に、新たなステージへと歩みを進めていかれることを、心から願っている。
私自身も、渡り鳥として、人間的にも、企業人としても、羽ばたけるよう奮闘努力をせねばと腹を括る次第である。
